Google SheetsのIF関数は、条件によって結果を返す関数であり、以下のような使い方ができます。

【基本形式】 =IF(条件式, 真の場合の結果, 偽の場合の結果)

例えば、以下のような例があります。

【例1】 ある店舗の売上データをまとめた表があり、一定の条件を満たした場合に「需要あり」と表示し、そうでない場合には「需要なし」と表示したいとします。その場合には、以下のようなIF関数を使用することができます。

=IF(C2>10000, “需要あり”, “需要なし”)

ここで、C2には、ある商品の売上合計が入力されているとします。このIF関数の条件式は「C2>10000」となっており、C2の値が10000以上の場合に「需要あり」と表示されます。一方、C2の値が10000未満の場合には「需要なし」と表示されます。

【例2】 ある学生の試験成績をまとめた表があり、成績が70点以上の場合に「合格」と表示し、そうでない場合には「不合格」と表示したいとします。その場合には、以下のようなIF関数を使用することができます。

=IF(B2>=70, “合格”, “不合格”)

ここで、B2には、ある学生の試験成績が入力されているとします。このIF関数の条件式は「B2>=70」となっており、B2の値が70点以上の場合に「合格」と表示されます。一方、B2の値が70点未満の場合には「不合格」と表示されます。

上記のように、IF関数は、条件によって結果を返すことができ、様々な用途で活用することができます。ただし、条件式の書き方や、引数の順番に注意する必要があるため、使用する際には十分に確認することが重要です。

IFと相性の良い関数

他の関数と組み合わせて使用することで、より便利にデータの処理や分析を行うことができます。以下に、IF関数と一緒に使うと便利な関数をいくつか紹介します。

  1. SUMIF関数: 指定した条件に一致するセルの合計値を計算する関数です。IF関数と組み合わせて使用することで、条件に一致する場合にのみセルの値を合計することができます。

例: =SUMIF(A2:A10, “>100”, B2:B10)

この式は、A2からA10までのセルの中で、100よりも大きい値に対応するB2からB10までのセルの合計値を返します。

  1. COUNTIF関数: 指定した条件に一致するセルの数を数える関数です。IF関数と組み合わせて使用することで、条件に一致する場合にのみセルを数えることができます。

例: =COUNTIF(A2:A10, “apple”)

この式は、A2からA10までのセルの中で、”apple”に対応するセルの数を返します。

  1. AVERAGEIF関数: 指定した条件に一致するセルの平均値を計算する関数です。IF関数と組み合わせて使用することで、条件に一致する場合にのみセルの平均値を計算することができます。

例: =AVERAGEIF(A2:A10, “>50”, B2:B10)

この式は、A2からA10までのセルの中で、50よりも大きい値に対応するB2からB10までのセルの平均値を返します。

以上のように、IF関数と組み合わせて使用すると便利な関数には、SUMIF関数、COUNTIF関数、AVERAGEIF関数などがあります。これらの関数を使用することで、条件に応じて適切なデータ処理や分析を行うことができます。

投稿者 4j3m68j4

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